兵庫県の斎藤知事は、28日の定例記者会見で、元県民局長の私的な情報が元総務部長によって漏えいしたと第三者委員会から認定され、漏えいは「斎藤知事らの指示で行われた可能性が高い」と指摘されたことについて、改めて受け止めを聞かれ、「漏えいに関する指示についてはしていないという、きのうからの認識でいます」と指示を否定しました。
また元総務部長たちが「知事の指示があった」と話していることについては、「それぞれの認識を話している」と話しました。
(Q.元総務部長らと知事の証言が食い違っている状況。知事としては総務部長らが虚偽を言っているという認識でしょうか?)
【斎藤知事】「私の供述、主張としては漏えいに関する指示はしてないというふうな認識を、昨日来、述べさせていただいてるという通りです」
(Q.では元総務部長らが虚偽を言っているということなのですか?)
【斎藤知事】「それぞれの立場でそれぞれ認識を述べられたんだというふうに思っています」
(Q.認識になぜずれが生じているのでしょうか?)
【斎藤知事】「私としては漏えいに関する繰り返しになって大変申し訳ないですけども、漏えいに関する指示はしてないという、先日来申し上げている認識ですので、それは私が申し上げられることとして申し上げているというところです」