26日から始まった備蓄米の随意契約の申請が「殺到している」として受付を一時休止です。

小泉農水相は27日夜、「備蓄米の随意契約への申し込みの状況が非常に盛況な状況で、現時点で約70社。そして、この令和4年産米の約20万トンに到達する見込みとなった」と述べ、2022年産20万トン、2021年産10万トンの合わせて30万トンを予定していた随意契約について申請が殺到し、2022年産の20万トンに達する見込みだとして、受付を一時休止したことを明らかにしました。

すでに申請がある業者で上限を超えたものについては、2021年産への振り替えを希望するか確認を行うとしています。

また、2021年産の備蓄米の随意契約については大手小売りを対象外とし、これまで対象ではなかった中小のスーパーや町の米店などを対象に、30日から受付を開始する予定です。

2021年産は、これまでの在庫分とブレンドしない場合、5kgあたり1800円程度の価格になる見通しだとしています。

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