秋田市の児童が27日、動物園で飼育する動物の餌となる作物の種まきに挑戦しました。

秋田市大森山動物園は、動物の餌となる作物を栽培しています。27日は地元の浜田小学校と栗田支援学校の3年生など23人が、畑で種まきに挑戦しました。

栽培するのはスダックスという作物で、わずか1カ月で1メートルほどに育つ成長の速さが特徴です。

西部あかりアナウンサー:
「今回畑の肥料として使われたのはゾウのふんです。この堆肥で育った作物をゾウが食べることで循環システムになっているんです」

スダックスは順調に育てば、今回種をまいた分だけで約2トン収穫でき、園内のゾウやラクダなどの餌として使われます。

参加した子どもは「力の加減が難しいかも。餌だったらいっぱいあったほうがいい」「どんどん育ってほしい」と話していました。

子どもたちは7月上旬にスダックスを収穫し、餌やりも体験するということです。

秋田テレビ
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