27日の秋田県内は青空が広がり、絶好の田植え日和となりました。大仙市では農業を学ぶ生徒が手植えに挑戦。学年ごとのチームに分かれてスピードを競いました。より早く、かつ丁寧に!どのチームが栄冠を手にしたのでしょうか。
大仙市の大曲農業高校太田分校で開かれたのは、恒例行事「全校田植え競技大会」です。生徒18人が学年ごとのチームに分かれ、約12アールの田んぼにいかに早く苗を植えられるかを競います。
生徒たちは20センチほどに育ったあきたこまちの苗を、素早くかつ丁寧に植えていきます。
27日の大仙市は、最高気温が24.9度と夏日一歩手前の陽気。生徒たちは青空の下、懸命に作業を進めます。
競技の結果は、3年生が45分45秒で優勝です。
3年生は「みんなと協力して作戦を立てた。作戦通りにできて良かった。苗を土で押さえて植えることを心がけた」「3年目で同級生全員が集まって田植えができたので楽しかった。一番早く終われてよかった」と喜び合っていました。
2年生は「食べるのが大好きなので、たくさん育ってほしい」と話していました。
27日に植えた苗は、9月中旬に収穫して生徒たちが味わうほか、販売もする予定です。