天皇陛下は、江戸時代の浮世絵などに関する特別展を鑑賞されました。
午後6時ごろ、陛下は東京・上野の東京国立博物館に到着されました。
館内では、江戸時代の出版業者で東洲斎写楽などの浮世絵師を見いだし、プロデュースしたことで知られる「蔦重」こと「蔦屋重三郎」の特別展が開催されています。
江戸時代をはじめ、古典文化に関心を寄せる陛下は、国の重要文化財に指定されている写楽の「三世沢村宗十郎の大岸蔵人」について、「描き方の特徴としてはどうなんでしょうか」と質問されました。
また、蔦重が当時の流行などを意識し、コストカットの工夫もしながらディレクターとして絵師に指示して描かせていたとの説明に、「よく工夫していますね」などと感心されていました。
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