バック走行で女性2人をはねて死傷させた男に、懲役12年の判決です。

元ホストクラブ従業員の松本岳被告は2024年6月15日の早朝、熊本市の県道で、酒気を帯びた状態で軽自動車を運転しトラックに追突、現場から逃走しようと時速70km以上で車をバックで走行させた後、歩道に突っ込み、熊本市職員の横田千尋さんを死亡させ、友人の女性にけがをさせた罪に問われていました。

27日の判決で熊本地裁は、「バック走行でも、時速約70kmでは『進行を制御することが困難な高速度』に該当する」と判断。

危険運転致死傷罪の成立を認め、求刑通り懲役12年の判決を言い渡しました。

一方、松本被告の弁護人は控訴について「被告と話をして検討する」としています。

テレビ熊本
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