東京・江戸川区の工事現場で起きた爆発火災。
周辺の住民にも大きな影響が出ているようです。

現場近くから、東中健キャスターが中継でお伝えします。

爆発・延焼に巻き込まれた作業車は、運転席の部分が黒く焦げていて、大きく破損しているのが分かります。

中の運転席のハンドルなども爆発や延焼の熱で溶けてしまって、運転席の原形をとどめていません。

そして周りにも、車の破損したパーツが散乱していて、中にはサンダルも落ちていたりします。

そして、そのすぐ近くにあるアパートですが、ここでも大きな被害が出ていて、爆発の衝撃で窓枠が大きく曲がってしまっている部分もありますし、窓ガラスもすべて割れてしまったということです。
そしてアパートの壁の一部も爆発の衝撃により穴が開いているのが分かります。

──広範囲に及んでいる?
1km離れた場所でも「ドン」という爆発音が聞こえたということです。
ここから50メートルほど離れた7階建てのマンションは、すべてのフロアで衝撃波によって窓ガラスが割れてしまったということです。
そして7階の一番高い部分でも窓ガラスが割れているのが分かります。
そしてそのすぐ近くのコンビニエンスストアでも、窓ガラスがすべて割れてしまっていて、割れてしまった窓ガラスが建物の前に集められたような状態になっています。
看板も大きく破損しているのが分かります。

──避難をしていた住民も自宅には戻りつつある?
そこまでくわしい状況は分かっていないんですけれども、江戸川区では宿泊先・避難先の相談を受け付けているということです。

このあたり、規制線が先ほど解除されたのですが、非常に車通り・人通りが多いと感じます。
小学校も300メートル先の近くにあるということで、小学校でも爆発音が聞こえたといいます。
下校する小学生の姿も、このあたりで非常に多く見られました。

──臭いみたいなものは感じる?
少し金属なのか何かが焦げたような鼻の奥がつんとするような臭いもあたりには漂っています。