長野県須坂市で走行中の列車に風で飛ばされたパイプ製の小屋が衝突し3人が死傷した事故で、死亡した男性の死因は頭蓋内損傷と判明しました。
須坂市で5月21日夕方、金属製のパイプで作った小屋が強風で飛ばされ、走行中の長野電鉄の列車に衝突、ガラス窓が割れました。
先頭の車両に乗っていた長野市の男性会社員(56)が死亡し、男性2人が頭部に軽いけがをしました。
警察によりますと、亡くなった男性の死因は頭蓋内損傷とわかりました。何かが男性に衝突し、頭と首に強い打撲があり、頭の中に損傷があったということです。
警察が原因を調べる一方、国の運輸安全委員会も調査を進めています。
また、現地調査を行った長野地方気象台は、当時、現場周辺で風速30メートルと推定される突風が吹いたとしています。