110年以上の歴史を持つ美術団体「光風会」の作品展が、名古屋市中区栄の愛知県美術館ギャラリーで始まりました。

 光風会は、写実を基本とする油絵中心の洋画の会派で、会場には会員らが手掛けた絵画や焼き物など166点が展示されています。

 草刈りの合間に少し疲れた表情でこちらを見つめる男性を描いた作品「草刈の合間」は、愛知県一宮市に住む伊藤眞巳さんが描いた自画像で、日常の生活のなかで感じたありのままの空気を表現しています。

 イタリアの小さな漁港に白い船が並ぶ作品「停泊地・朝」は、名古屋市出身の洋画家・長谷川仂さんが、イタリアと日本の船の停め方の違いに面白さを感じ制作したということです。

 光風会展は6月1日まで開かれています。

東海テレビ
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