「命の誕生を迷路で体験」。愛媛県四国中央市で25日に子育てフェスティバルが開かれ、赤ちゃんが生まれる産道を迷路に見立てた体験コーナーを通じて、参加者が新しい命が誕生する喜びや尊さを学びました。
スタッフ:
「生まれてきてくれてありがとう。おめでとう」
スタッフたちが、迷路の出口から出てきた子どもたちを祝福。子どもたちが通ってきたのは母親の産道をイメージした「いのちのたんじょうめいろ」です。
この迷路は「子育てフェスティバル」の会場で、市内のボランティア団体「ワン&オンリーいのちの会」が設置。参加した人たちは、母親のお腹の中で大きくなる胎児の様子や重さを人形を手にして学んだあと、子宮に見立てた部屋へ。心音が聞こえるなかでスタッフからへその緒の役割の説明を受け、トンネルを産道に見立てた約5メートルの迷路を通り抜けました。
迷路には子どもや父親も挑戦。出口でスタッフから誕生を祝う声をかけられ、新しい命が誕生する喜びや尊さを感じていました。
参加した男の子:
「狭かった」
参加した女の子:
「ママが痛かったんだなと思いながら通りました」
参加した男性:
「思いのほか長い(迷路の)旅になってました。これからの人生をかけて(家族を)大事にしていきたいと思ってます」
「いのちのたんじょうめいろ」は市内の三島南幼稚園に移され、園児らが命の大切さを学ぶ教育に役立てられます。
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