岡山市はテレビ放送を受信できる公用車のカーナビなどでＮＨＫと放送受信契約を結んでいなかったと発表しました。未払い額は約８６０万円に上ります。
岡山市によりますと、放送受信契約がされていなかったのは、消防局や水道局などの公用車に設置されたテレビ放送を受信できるカーナビ８３台と市役所のテレビ６台、合わせて８９台です。未契約の期間は最長１５年８カ月で、市はカーナビについては契約が必要との認識が不足していたとしています。
未払いの受信料は総額約８６０万円に上る見込みで、市は「ＮＨＫと協議の上、適切に契約、支払いを進めていく」としています。
また、高松市でも公用車のカーナビなどの未契約が発覚していて、未払いの受信料は総額約６８５万円に上ります。
ＮＨＫによりますと、一般家庭の場合、自宅で受信契約を結んでいればカーナビや携帯電話についての契約は不要ですが、事業所の場合は、設置場所ごとの契約が必要ということです。
