アメリカから帰国した赤沢経済再生担当相が、石破首相と会い、関税交渉について報告しました。
3回目の関税交渉を終え、25日に帰国した赤沢大臣は、午後8時過ぎに首相公邸に入りました。石破首相との会談には、林官房長官や外務省の幹部らも同席しました。
赤沢経済再生相:
Q.どういう報告を?
どんな協議をしたかという結果を報告しただけなので。
赤沢大臣は今回の訪米で、ラトニック商務長官とUSTR(アメリカ通商代表部)のグリア代表と個別に交渉を行っていて、帰国後の記者団の取材に、一連の関税措置について見直しを強く申し入れたと強調しています。
また、石破首相は記者団に、6月のG7サミットを念頭に「議論を詰めていく」と述べていました。
赤沢大臣は30日にも再びワシントンを訪問し、今回は欠席していたベッセント財務長官と交渉を行うことにしています。