更生保護施設の存在や役割を知ってもらおうと25日、愛媛県松山市内の更生保護施設でガレージセールが行われました。
25日に松山市内の更生保護施設“雄郡寮”で、今年で18回目となるガレージセールが開かれました。
更生保護施設とは刑務所で服役を終えた人らの自立・更生を支援する施設で、雄郡寮には現在16人が暮らしています。
このガレージセールは、施設に対する地域の理解を深めてもらおうと県更生保護会を初めとする県内8つの団体がボランティアで開催しているもので、会場ではかき氷や綿菓子が無料で配られたほか、持ち寄られた日用品や衣類が安く販売され、品物を買い求める地域住民らで賑わっていました。
また松山刑務所で製作された木箱や椅子なども販売されていて、訪れた人は商品を手に取って使い勝手を確かめていました。
訪れた人
「子どもが好きなかき氷とか、スーパーボールすくいとかあるのでこのあとやってみようかなと思います。こういう(イベント)をきっかけにこちらからも理解とか深めれるようにしていけたらいいなと思います」
今回の収益金の一部は更生保護会の活動に活用されるということです。
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