5月25日(日)1勝1敗で迎えた東北楽天ゴールデンイーグルスとの3戦目、北海道日本ハムファイターズは2年目の細野晴希投手が今季2度目のマウンドに立ちました。

 先制したのはファイターズ。4回表に4番郡司裕也選手、5番万波中世選手の連続ヒットで1アウト一、二塁のチャンスを作ります。6番清宮幸太郎選手はレフトフライに倒れましたが、「先制点を挙げ、細野に勝ちを」という気持ちで打席に入ったという7番五十幡亮汰選手がセンターへのタイムリーを放ち先制します。

 先発の細野投手は5回に犠牲フライで追いつかれましたが、7回を3安打1失点でマウンドを降りました。「初回はボール先行のカウントで、感覚が不安定でした。途中、まとめにいきすぎたので、進藤がもっと腕を振ってこいと言ってくれて、思い切って投げることができました」

 試合は1-1のまま9回まで進みますが、ここで今日最大のピンチを迎えます。ファースト郡司裕也選手の後逸と3番手でマウンドに上がった田中正義投手のワイルドピッチで1アウト三塁とされます。ここで6番村林選手と7番宗山選手を歩かせて満塁策をとります。ここから代打渡邊選手をショートライナーに打ち取り、続く9番中島選手から三振を奪い延長戦に突入します。

 今日も中継ぎ陣が無失点で試合をつなぎますが、追加点を挙げることができないまま、最終12回裏、ここで22日に支配下契約を結び、2度目の登板となった孫易磊(スン・イーレイ)投手をマウンドに上がります。孫投手は三人をきっちり抑え、最後は三振を奪い同点のまま試合は終了しました。

 東北シリーズの3連戦はいずれも1得点と課題も残す結果となりました。ファイターズは、28日から福岡でソフトバンクとの3連戦に臨み、30日からはエスコンフィールドHOKKAIDOで千葉ロッテマリーンズと交流戦前最後の3連戦を迎えます。

北海道文化放送
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