3回目の交渉を受け、石破首相は6月のG7サミット(主要7カ国首脳会議)を念頭に「議論を詰めていく」と述べました。
石破首相:
G7サミットというものをひとつの念頭に置きながら、今後さらに議論を詰めていくということになる。
石破首相は、京都・舞鶴市で記者団の取材に応じ、今回の交渉について「前進も見られたということだ」と述べました。
これに先立ち、石破首相は造船会社の幹部と“交渉カード”としての造船を巡って意見を交わしていて、記者団に対し「砕氷船は日本の技術にかなりの優位性がある。北極航路も含め、砕氷船がひとつのポイントになる」と述べました。
また、アメリカの軍艦を日本国内で修理することについて「支援していきたい」との考えを示しました。