日常の風景や植物などを題材にした日本画を集めた展覧会が、秋田市で開かれています。
この展覧会は、秋田市の日本画サークル「百合絵会」が、多くの人たちに会員の作品を見てもらおうと、2年に1度開いているものです。会場には、秋田市や仙北市の60代から90代までの女性会員10人や講師の力作22点が展示されています。
仙北市の細川雪子さんの作品「植物園にて」は、まだ雪深い時期に、大仙市の県立農業科学館の温室で育ったバナナの木を描いたもの。細川さんは、植物の生命力の強さと緑の美しさを力いっぱい表現したといいます。
日本画サークル「百合絵会」の石郷岡幸子代表は「勉強してきた成果を多くの人に見てもらいたいと思って画展を開いた。これを絶やさないように、私たちもますます日本画の勉強をして、また2年後に開催したい」と意気込んでいました。
この展覧会は、26日まで秋田市のアトリオンで開かれています。