山陰の空港で唯一国際定期便が就航している米子空港の4月の利用実績は、好調のソウル便が搭乗者数で過去最多を記録したほか、香港便も前の月をわずかながら上回りました。

鳥取県がまとめた米子空港の4月の利用実績によると、ソウル便の搭乗率は79.1%と2024年10月から続いていた80%の大台を7か月ぶりに切ったものの、搭乗者数は2023年の運航再開以降最も多い6515人を記録しました。
これは、3月31日にこれまでの週3往復が5往復に増便された事が要因で、県によると過去に週5往復だった時の月別最多搭乗者数も上回ったということです。
一方、利用の伸び悩みが続く香港便は、4月の搭乗率が58.7%と前の月から3.2ポイント増加しました。

県では、香港の連休に伴うインバウンド効果のほか、4月は欠航がなかったことが増加につながったと分析しています。

米子空港では5月29日、新たに台湾とを結ぶ定期便の就航が決まっていて、県では、国際定期便のさらなる利用促進を目指しています。

TSKさんいん中央テレビ
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