トランプ関税を巡る3回目の日米交渉に向け赤沢経済再生相が出発し、双方の接点を探り、合意に向け全力をあげる考えを示しました。
赤沢経済再生相:
米側のいろんな提案とかですね、考え方をよく聞いた上でしっかりとですね、双方の考えの接点を探す。
3回目の交渉は日本時間の24日、赤沢経済再生相とUSTR(アメリカ通商代表部)のグリア代表やラトニック商務長官との間で行われる予定です。
1回目からの交渉相手であるベッセント財務長官は欠席する見通しで、赤沢経済再生相は5月30日にもベッセント長官と4回目の関税交渉を行う方向で調整しています。
日本側は、日米で異なる自動車の安全基準を相互に認証する枠組みを交渉カードとして提示するなどして、アメリカ側の譲歩を引き出したい考えです。