2025年5月14日、愛知県犬山市の入鹿池に航空自衛隊の練習機が墜落した事故で、行方不明となっていた隊員2人の死亡が確認されました。
航空自衛隊は5月22日夜、記者会見し、墜落したT-4練習機に乗っていた井岡拓路1等空尉(31)と、網谷奨太2等空尉(29)の死亡が確認されたことを明らかにしました。
16日以降、捜索現場では、隊員と思われる体の一部が見つかっており、身元の確認がすすめられていました。
内倉浩昭航空幕僚長:
「かけがえのない隊員を失ったことは痛恨の極みです」
防衛省は水中に沈んでいる機体などを引き揚げる「サルベージ」の実施に向け、専門の会社に見積もりを依頼していることも明らかにしました。