札幌市厚別区で5月22日午前9時ごろ、走行中のワゴン車からタイヤが脱落する事故がありました。
タイヤは50メートル先の歩道まで転がりましたが、人や物に当たることなく止まり、けが人はいませんでした。
また車に乗っていた女性2人もけがはありませんでした。
警察によりますと、運転していた女性は走行音に違和感を覚え、いったん車を降りてタイヤを確認していました。
しかし異常がないと判断し、再び発進した直後に左前輪が脱落したということです。
車は1週間ほど前に専門の業者によってタイヤ交換したばかりで、事故後はタイヤのボルト2本が折れていました。
警察はタイヤの脱落事故を防ぐため、以下の点検を行うよう呼び掛けています。
・タイヤ交換をした時は、ナットのゆるみを確認
・約100km走行した後の増し締め
・定期的なナットの緩み状況の確認
・運転操作で違和感を感じたら、すぐに車両点検を行う