今年9月に兵庫県で行われる「創造的復興サミット」を前に齋藤知事が地震と豪雨の被災地、珠洲市を視察しました。
阪神・淡路大震災から30年という節目に合わせ兵庫県では国内外の被災地と連携し復興への理念を次世代へとつなぐ「創造的復興サミット」を9月に開催する予定です。
兵庫県の齋藤知事は22日午後、珠洲市を訪れ飯田港の被害状況を確認。その後、仮設住宅にも足を運び住民から生活環境などについて意見を聞いてました。
齋藤知事:
「阪神淡路大震災で災害前よりもよりよい社会を作っていくという創造的復興と言う考え方ができました。高齢化・少子化・過疎化の中でどうやってこの地域社会を再生していこうとしているか、課題や解決方法この先のビジョンも含めて、我々とともに創造的復興を考えるきっかけにぜひさせていただければ」
兵庫県は珠洲市に対して職員の派遣を地震発生直後から続けています。
齋藤知事はサミット開催を前に石川県や珠洲市と連携を深め復興に向けた取り組みなどを世界へ発信していく考えです。