MR松浦鉄道の御厨駅から松浦発電所前駅の間で22日朝、土砂崩れがおきました。
現在、運行が中止されている、たびら平戸口―松浦間は23日の始発から通常運行の見込みです。
KTN記者
「がけ崩れが起きた現場です。線路のすぐ脇の土砂が流れ出たため、懸命な復旧活動が行われています」
22日朝7時すぎ、松浦市御厨町北平免でMR松浦鉄道の線路下の土台が高さ約5メートル、幅 約10メートルに渡って崩れているのを列車の運転士が見つけました。
21日の大雨による影響と見られています。
この場所では2023年9月にも線状降水帯による大雨で線路下の土砂が国道に流れ出るがけ崩れが起きていて、松浦鉄道はこの場所を通過する際は徐行運転するようにしていました。
元々、地盤が緩い場所で松浦鉄道では土のうなどで補強してきました。
長雨が落ち着く秋口に本格的な整備を計画していたということです。
松浦鉄道は夜を徹して復旧工事をして、たびら平戸口―松浦間は23日の始発から通常運行を目指すということです。
佐世保ーたびら平戸口間は通常運行、松浦―伊万里間は一時ダイヤの乱れがおきましたが、午後3時頃には通常の運行に戻っています。