東京都議選まで1カ月となった22日、立憲民主党の野田代表は都内で街頭演説を行い、「小池都政のポチばかり増えても納税者の役に立たない」と述べ、党への支持を訴えた。
任期満了に伴う都議選は6月13日告示、22日投開票を迎える。
演説の中で、野田氏は「政治家には犬で例えると2種類ある。行政のポチか、納税者の番犬か」と述べた上で、「今、東京都政では行政のポチが多すぎるのではないか。都民ファも自民も公明もまさに小池都政のポチだ」と批判した。
そして、「ポチばかり増えても納税者のためには役に立たない。無駄遣いをするだけだ。今、必要なのは納税者の番犬であり、立憲は番犬だ」と強調した。
野田氏は「小池さんのポチが増えても都政は変わらない。緊張感のない都政が続くだけだ」とした上で、「緊張感があり、もっと多様な声を反映するためには、我々の仲間を多く当選させていただき、都民ファ、自民、公明以外の議席の最大化を目指していきたい」との考えを示した。