曽於高校の生徒と地元の食肉メーカー「ナンチク」が特産品を使った新商品を開発しました。
曽於高校の生徒が開発した新商品は、特産のユズが使われた「ゆず胡椒ウインナー」と炊き込みご飯の素「曽於豚飯」です。
この企画は曽於市に本社がある「ナンチク」が、高齢化や飼料価格の高騰で基幹産業である畜産が厳しい状況にある中、高校生たちと協力し「畜産の町」を盛り上げようと取り組んだものです。
企画に参加したのは商業科の生徒たちで、約1年をかけて2つの商品を開発しました。
80種類ほど出されたアイデアの中から採用され、パッケージのデザインも自分たちで手がけたということです。
生徒たちは、自信作を客に説明しながら販売を行っていました。
曽於高校の生徒
「みなさんに愛されるような、たくさん買ってもらえるような商品ができました」
「曽於市の特産品をたくさん調べて、どんなものが合うかなど試行錯誤して作ったことがポイント」
ナンチク加工販売課・下曽小川由華課長代理
「これまで高校生と開発することがなかったが、この機会を通して新商品をどんどん開発し、地域の魅力を発信していきたい」
新商品は、県内のイオン・マックスバリュとAコープで販売されています。