活発な活動が続く桜島ですが、20日夜を最後に爆発や噴火は観測されていません。
午後3時ごろの桜島の様子です。
画面に表示されているのは21日夜のはじめ頃の降灰予報です。
桜島では5月12日から山体の膨張を示す地殻変動が観測されていて、15日から噴火や爆発が相次いでいます。
19日は14回、20日は13回の爆発が観測されましたが、20日午後7時45分から8時35分まで続いた噴火を最後に、爆発や、有色で中量以上の噴煙を伴う噴火は観測されていません。
ただ、山体の膨張は依然として解消されていないため、気象台では、南岳山頂火口や昭和火口からおおむね2キロの範囲では、大きな噴石や火砕流に警戒を呼びかけています。
桜島の噴火警戒レベルは入山規制の3が継続されています。