21日、全国で2025年初となる猛暑日を観測。
岐阜・飛騨市神岡で午後1時半過ぎに最高気温35度に達しました。
飛騨市では「異常です。体がついていかない」といった声が聞かれました。
21日、2025年最多となる全国216地点で真夏日を観測。
列島各地では5月に異例ともいえる真夏の暑さとなりました。
21日、沖縄・八重山地方に今シーズン初めて熱中症警戒アラートが出されました。
石垣市では、連日最高気温が30度を超えています。
長野市では真夏日となり、最高気温32.8度を観測しました。
保育園のグラウンドでは水まきが行われ、子供たちもゴクゴクと水分補給です。
熱中症対策を行いながらミニ運動会が開催されていました。
おもちゃの車に乗ってのリレーや、みんな大好きな定番競技の玉入れ。
子供たちは「かけっことか玉入れ競争とか楽しかった」と話しました。
東北地方でも真夏日が続出しています。
山形・天童市では、子供たちが水遊びで暑さを和らげる様子が見られました。
20日から2日連続で真夏日となった東京・練馬。
午後2時前に最高気温31度を観測しました。
この異例の暑さ以上にアツい現場が、東京・三鷹市にありました。
それが、ハウスで栽培するイチゴ農園です。
イチゴ狩りを楽しむ人たちはもぎたての味を楽しんでいました。
訪れた人は「暑すぎます。汗すごく出てます」「今日誕生日なので、お休み取って夏っぽいことしたいなって」「(Q.この暑さでイチゴ狩りどう?)暑い、暑いです」と話しました。
ハウス内は暑さ対策として、遮熱カーテンやミストなどで室温を下げるなど対策をとっていますが、今回の暑さはイチゴの生育にも影響を及ぼしています。
以志井農園・石井昭広園主:
イチゴにも味ものらないし、頑張って6月いっぱいまでは行うつもりでいるが、やっぱり6月の中旬まで持てばいいかな。約2週間前倒しで終わるような形になってしまうかな(とは思う)。
一方で、21日朝から九州を中心に警報級の大雨となっています。
大粒の激しい雨が降る鹿児島・口永良部島。
雷の音も鳴り響く大荒れの空模様です。
また、周辺では道路が川のように冠水。
側溝から雨水が勢いよくあふれ出す様子が見られました。
県の雨量計で午前7時50分までの1時間に80mmの雨を観測しました。
梅雨前線が北上した影響で、九州南部では大気の状態が非常に不安定となり、鹿児島県の種子島では大雨警報が出されました。
九州に警報級の大雨をもたらした雨雲は22日の朝には関東に接近。
通勤・通学の時間に激しい雨や雷雨の恐れがあります。
最新の情報に注意が必要です。