福岡県内で百日ぜきの流行が続いています。

今年の感染者の数はすでに去年の4倍を超えていて、県の医師会が注意を呼びかけています。

◆福岡県医師会 平田泰彦 副会長
「百日ぜきは2020年以降の年間届出数をすでに上回る状況で、3月下旬以降は1週間あたりの報告数が過去最多を更新を続けています」

県の医師会は、百日ぜきの感染者が今年に入って895人とすでに去年1年間の4倍を超えているとして注意を呼びかけました。

百日ぜきは感染から2~3週間後にせきの症状が強くなる感染症で、家庭内での感染が5割程度と感染力が非常に強いといわれています。

特に乳幼児が感染すると呼吸困難やけいれんなどを引き起こし、最悪の場合死に至るケースもあるということで、県の医師会は積極的なワクチン接種を呼びかけています。

テレビ西日本
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