総社市溝口の電気工事業「総社電工」が岡山地方裁判所倉敷支部から破産手続きの開始決定を受けたことが、民間の信用調査会社の調べでわかりました。

東京商工リサーチ岡山支店の発表によりますと、総社電工は1970年10月設立の電気工事業者で、総社市や地元工務店などから受注を得て2014年5月期には売上高1億3500万円を計上していました。

旧来より収益性は芳しくなく、2010年5月期に債務超過に転落して以降、資金面は不安定な状態にあったということです。

近年は資金的な限界から受注も低迷し、2024年5月期には売上高は1900万円にまで落ち込み、2025年1月末に事業をストップしていたということです。

負債額は約5000万円とみられています。

岡山放送
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