1985年に鳥取県で開催された「わかとり国体」から2025年で40年になります。天皇杯を獲得した選手団の活躍や応援する県民の熱狂ぶりなど、大会を振り返る資料を集めた企画展が、鳥取市で開かれています。

鳥取市の県民体育館で開かれている「わかとり国体展」。
1985年に鳥取県で初めて開かれた「わかとり国体」から2025年で40年になることにあわせ、県が企画しました。

二十世紀梨にちなんだ緑色が印象的なブレザーは、開会式の入場行進で鳥取県選手団が着用しました。
マスコットキャラクター「わかとりくん」と「わかこちゃん」の着ぐるみは、大会の盛り上げに一役買いました。

展示された約200点の資料は、県立博物館や競技会場となった市町村だけでなく、選手本人や大会に携わった関係者が大切に保存してきたもの。
開催から40年が経った今も、男女総合優勝を果たし、悲願の天皇杯を獲得した当時の熱狂ぶりが伝わってきます。

鳥取県スポーツ課・川内理希主事:
当時の情熱だったり選手の方々の活躍を県民の皆様に改めて知っていただき、郷土への誇りや愛着を持っていただきたいと思っております。

「わかとり国体」を振り返るこの企画展は、2026年3月まで開かれています。

TSKさんいん中央テレビ
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