福岡県の太宰府天満宮で20日、初夏の風物詩「飛梅ちぎり神事」が行われました。

太宰府天満宮の飛梅ちぎりは、御神木の「飛梅」の実を採って奉納する伝統の神事です。

神職が竹ざおで枝をゆすり、巫女が木から落ちた実を丁寧に拾いあげていきます。

今年収穫された梅の実は61個。

開花が遅れて、受粉期間が短かったことなどが影響し、例年より少なかったということです。

◆巫女 村垣朱音さん
「数が少なくなってしまったけど、その分一つに思いを込めて1つずつ拾わせていただきました」

奉納された飛梅の実はお守りに加工され、1つ10万円で参拝者に授与されるということです。

テレビ西日本
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