梅雨の時期を前に22日、福岡市の天神地下街で大雨による浸水被害を防ぐための「水防訓練」が行われました。
22日、天神地下街で行われた合同水防訓練には、4月に開業したワンビルの関係者など周辺の商業施設から約100人が参加しました。
訓練は福岡市内に大雨洪水警報が発表された想定で行われ、商業施設の入り口に水の浸入を防ぐためのシートを固定したり、地下街の入り口に雨水が流れ込まないように高さ1メートルの止水板を設置したりしました。
福岡市では1999年6月の豪雨で博多駅の地下街などが浸水する被害があったことから、関係者は「災害が来るという前提で訓練に取り組み、安心な施設になるように努めたい」としています。