広島県内の夢や目標に向かって頑張る子どもたちを応援する夢キラリ。今年3月、アメリカで行われたMISS DANCE DRILL WORLD CHAMPIONSHIPS 2025の中学校部門で、見事優勝に輝いた近畿大学附属広島中学校東広島校ダンス部。今回はチームリーダーの猪山愛子さん(新高校1年)にインタビューしました。

―大会を振り返ってどうですか?―

1番の目標は中学校部門を優勝することで、テーマは中学生らしい元気があふれる作品にしようと考えてつくりました。1年間かけてつくり上げてきた作品なので、その作品で優勝できた事がとにかく嬉しくて、全員が本気で全部出し切れた事が良かったと思います。

―観客のダンスへの没入感を高めるためどんな工夫をしましたか?―

パフォーマンス力が結構評価されるから、最初のインパクトを大事にしていて、コミカルな部分を入れて、審査員や観客が一緒に楽しめるような作品にしました。

コミカルな所は、表情や身体の向きがひとりでも違ったら伝わりにくい作品だったので、驚いている表情の所は本当に驚いているような表情をして、あとは目線の高さもみんなで気をつけました。そういう所を全部揃えることができたのは、チームワークがあったからこそだと思います。

―常に心にとどめている夢キラめく言葉はありますか?―

「いつでも頼っていいからね」で中学校時代のキャプテンの柳生未夢ちゃんから言われた言葉です。実は未夢は諸事情でアメリカの大会に参加することができなかったので、振付をつくる事など全部私ひとりで頑張らないといけないなと感じていた時に、「いつでも頼っていいからね」と声をかけてくれたからこそ、気が楽になったというか、楽しく練習に取り組むことができました。チームの優勝にとって欠かせない存在だったと思います。

―今後の目標について教えてください―

高校でも全国大会で優勝することです。

テレビ新広島
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