国が2026年度末までに約230万人のデジタル人材育成の目標を掲げる中、長崎県内の大学では企業からも参加する専門的な講座が開講しました。
19日、長崎県立大学シーボルト校で始まった「サイバーセキュリティ人材育成講座」には、学生や社会人90人が出席しました。
サイバー攻撃の仕組みや攻撃を受けたときの対応などについて、実践形式で学びます。
企業や団体などでのサイバーセキュリティ対策は急務と言われていますが、人材不足の上、専門家の育成も十分でありません。
インターネットイニシアティブ 九州支社本條 英揮 支社長
「ユーザーもレベルアップしてもらい日本全体の経済力や企業のビジネス力を上げるために(情報セキュリティの)能力が必要になる」
講座は毎週月曜日に開かれる予定で、長崎県立大学によりますと、10月からの後期の講座にも企業から参加することが可能だということです。