愛知県豊田市のバス停で2025年5月19日午後、バスから降りようとした高齢女性が、杖をドアに挟まれて引きずられ、軽いケガをしました。
5月19日午後3時半すぎ、豊田市保見ヶ丘にあるバス停「南緑苑」で、84歳の女性が名鉄バスが運行する「とよたおいでんバス」から降りようとした際、杖をドアに挟まれました。
バスがそのまま発車ししたため、女性は数メートル引きずられて転倒し、膝を擦りむく軽いケガをしました。
バスに乗っていたほかの乗客8人に、ケガはありませんでした。
警察によりますと、バスにはドアを閉じる際に異物を検知する自動センサーは無く、男性運転手(44)は、女性の杖が挟まっていたことに気付いていなかったとみられています。
警察は、運転手に話を聞くなどし事故の原因を調べています。