牛丼が主力の吉野家が、海外での人気が高いラーメン事業に本格参入します。
吉野家ホールディングスは牛丼、うどんに続く第3の柱として、ラーメン事業に本格参入すると発表しました。
これまでラーメン関連の会社を買収するなど、ラーメン事業への投資拡大を進めていて、5年で売上高を400億円に引き上げ、500店舗の展開を目指すとしています。
吉野家は、コメや牛肉といった原材料価格の高騰を背景に牛丼を値上げしてきましたが、原料が違うラーメンでリスクの分散を狙います。
海外でのラーメン人気を追い風に、2034年度には提供食数で世界一を目指すとしています。