東京・上野で18日、普通の自転車を“魔改造”し、「モペット」にして運転していたウズベキスタン国籍の男が逮捕された。以前から東京・上野で暴走を繰り返す「モペット」の目撃情報が相次いでおり、警察は取り締まりを強化していた。男は「免許が必要だと思っていなかった」と供述している。
改造モペットで暴走…ウズベキスタン国籍の男逮捕
東京・上野署で18日、逮捕された男は、眉間に深いしわを寄せ続けていた。ウズベキスタン国籍のホルダロフ・イスカンダルベク容疑者(33)だ。

なぜ逮捕されたのかというと、以前から東京・上野で暴走を繰り返すペダル付き電動バイク「モペット」の目撃情報があり、警察が取り締まりを強化していた。
すると、5月8日の午前8時35分頃、明らかにスピードがおかしい「モペット」を発見した。それがホルダロフ容疑者だった。

乗っていたのは、普通の自転車を魔改造したもので、モーターやバッテリーなどをつけ「モペット」になっていた。しかし、公道の走行に必要なナンバープレートはどこにもない。
男「自転車だと思っていた」と供述
さらに、署で速さを計ると、最高速度約60km/h以上も出ることが判明した。

ホルダロフ容疑者は運転に必要な免許も持っておらず、取り調べに対し「自転車だと思っていたので、免許が必要だと思っていなかった」と供述している。
2023年に来日したというホルダロフ容疑者は、技能実習生として大分の会社にいたが、実習先から逃げてきたという。
(「イット!」5月19日放送より)
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