大阪・関西万博では、5月19日から東日本大震災の復興をテーマにした展示が始まりました。震災の記憶を伝えるとともに、食や水産の魅力も発信しています。
この展示は復興庁が期間限定のイベントとして企画したものです。
19日はオープニングセレモニーが行われ、岩手県の達増知事や復興PRアンバサダーを務めるプロスケーターの荒川静香さんが出席しました。
達増知事
「展示をきっかけに様々なつながりの力が復興の力になる。岩手も頑張っていきたい」
復興PRアンバサダー 荒川静香さん
「災害に対する教訓や復興への取り組みが、未来の安全・安心な暮らしに導いてくれると信じている」
会場にはパネルや映像で震災当時の状況を伝える「震災伝承」や、被災地の食を味わえる「食・水産」などの展示ブースが設けられています。
このほか、会場内には復興のシンボルとなった陸前高田市の「奇跡の一本松」をデジタルで再現したモニュメントも常設されています。
万博のWEBサイトを通じて全国から寄せられた応援メッセージでデザインされたモザイク画です。
復興庁の展示は5月24日まで実施されます。