インターハイ出場をかけた鹿児島県予選が各地で始まっています。
18日はウエイトリフティング競技が行われ、以前ニュースで特集した薩摩中央高校3年の川口映美選手が自己新記録で全国への切符を手にしました。
井上彩香アナウンサー
「検量を終えた選手達の試技が始まっています。独特の緊張感に包まれています」
ウエイトリフティング競技のインターハイ県予選には男女合わせて17人が出場しました。
全国大会の基準記録をクリアし、全国で上位入賞が期待される選手がインターハイの出場権を手にします。
試合はバーベルを床から一気に頭の上まで持ち上げる「スナッチ」と、一度鎖骨の位置まで持ち上げ、次の動作で頭の上に持ち上げる「クリーン&ジャーク」の2種目の合計得点で競われます。
女子の注目は、64キロ級の薩摩中央高校3年、川口映美選手です。
2024年初めてインターハイに出場。
2025年3月にはインターハイの前哨戦といわれる選抜大会に県勢でただ一人出場しました。
2種目目の「クリーン&ジャーク」
川口選手の自己ベストは選抜大会で出した75キロです。
川口選手は1回目で68キロ、2回目で72キロに成功。
そして3回目。
一度も上げたことがない「76キロ」に挑戦しました。
「3年生の意地と仲間の応援で頑張れた」と川口選手、見事、自己ベストを更新!
2大会連続のインターハイ出場を決めました。
インターハイ出場権獲得 薩摩中央高校・川口映美選手(3年)
「始まる前から緊張で(全国が)とれるかなって感じだった。無事とれて良かったです。(インターハイは)8位以上が入賞なので、8位以上に入って賞状を持って帰りたい」
インターハイのウエイトリフティング競技は8月8日から鳥取県で行われ、川口選手を含めた男女5人が出場します。