18日、東京の渋谷で恒例の渋谷・鹿児島おはら祭が盛大に開催されました。
その昔、鎌倉時代からの深いつながりがあるとされる渋谷と鹿児島。
鹿児島ならではのおはら節が都心のど真ん中に響き渡りました。
野平美奈子記者
「ここ渋谷のど真ん中の道路を封鎖して行われているのは、鹿児島のおはら祭りです」
18日開催された渋谷・鹿児島おはら祭。
62の踊り連から2000人を超える踊り手が参加しました。
渋谷と鹿児島のつながりは古く、鎌倉時代に渋谷の豪族が鹿児島に移住したことが始まりとされています。
その絆を強めようと、1998年から始まった渋谷でのおはら祭も2025年で28回目。
参加者
「(参加するのは)13、4回目。同窓会で出ている。楽しいです!」
常連参加の関東在住の同窓生による踊り連もあれば…
参加者
「鹿児島市の消防団。鹿児島から来て、きょう一泊してあした帰る」
Q.このために来た?
「そうです」
地元・鹿児島からの参加も。
オリジナルダンスで盛り上げるこの踊り連。
どんな集まりかというと…
参加者
「渋谷の街の人、企業の人たちが集まってできたチーム。渋谷と鹿児島の関係があって、渋谷でおはら祭が行われるので、渋谷からも盛り上げようと作った」
渋谷の街は県出身者だけにとどまらず、おはら祭を楽しむ多くの人たちでにぎわいをみせていました。
また、沿道には外国人の姿も多く、鹿児島ならではの文化を知ってもらえる機会にもつながっているようです。
外国人
「ファンタスティック!アメージング!日本に来て1カ月間で見た中で最高だった」
会場周辺では、若い人にも鹿児島の文化に親しんでもらおうと、音楽を聴きながら鹿児島の食と焼酎を楽しめるイベントも開催され、東京・渋谷の街は鹿児島一色に染まっていました。