長崎市の高校で19日、ドローンを使ったショーのデモンストレーションがありました。
音楽に合わせて空中を舞う20個の光。
ドローンによる鮮やかなショーです。
これは長崎市の長崎鶴洋高校で19日にあった授業のひとこま。
目の前を飛び回り、ハートなどを作るドローンのパフォーマンスに、全校生徒約150人は驚きの声を上げていました。
長崎県は2024年、ドローンなど新しい技術を取り入れ社会課題の解決を目指す特区に全国で初めて指定されました。
長崎鶴洋高校では2020年から3年生の選択制の授業で、週に2コマドローンのプログラミングの授業などをしています。
今回は日本各地のイベントで実施されているドローンのショーを体験してもらうため、愛知県の企業を招きました。
ROBOZ 石田宏樹 代表取締役
「空飛ぶ車がこれからどんどんくる。2025年はまだ始まっていない。これから始まる。」
「2050年には12兆円までいく。どんどん市場が伸びていくのは楽しみ」
長崎鶴洋高校3年 西山瑛太 さん
「普段やっている勉強を仕事に自分たちもいかしていければ。参考になった」
鶴洋高校では九州電力長崎支社と連携し、ドローンを活用した海の環境調査もしています。
生徒たちはドローンによるショーを目の当たりにし、その将来性を実感しているようでした。