ベガルタ仙台は5月17日、アウェーで首位・千葉と対戦。前半戦の大事な上位対決を後押ししようと、大勢の仙台サポーターが会場に詰めかけました。
仙台サポーター
「勝つことを願って応援するのみ」
「前節は屈辱的な敗戦だったので、絶対に死に物狂いで応援して勝たせたい」
勝ち点差7で迎えた首位千葉との直接対決。J1自動昇格圏内入りへ弾みをつけたい一戦に、約2000人の仙台サポーターが熱い声援を送りました。
試合は序盤、左サイドのオナイウからのクロスにケガから復帰のエロン。リズムをつかむと、前半32分には荒木がドリブルで中央を突破してシュート。首位の千葉を相手に試合の主導権を握ります。
しかし、前半36分。真瀬がペナルティエリア内で相手選手を倒してしまい、PKを与えてしまいます。
ゴールを守るのは5月、38歳を迎えた守護神・林。「大勢のサポーターの圧が相手キッカーにプレッシャーを与え、セーブにつながった」というスーパーセーブ!絶体絶命のピンチをしのぎます。
後半に入ると、ボールを保持し続ける千葉に苦戦を強いられるも、何とか守備陣が粘ります。攻撃陣も前半同様、何度も相手ゴールに迫りますが、惜しくも得点とはならず。
仙台は千葉を上回る14本のシュートを放ち、勝利への執念を見せましたが、0対0の引き分け。今後につながる価値ある一戦となりました。
林彰洋ゴールキーパー
「引き分けはあまり納得できる結果じゃないですけど、勝ち点を与えなかったということはポジティブにとらえたい」
森山佳郎監督
「この戦いを続けていけば、おのずと勝ちが積みあがっていく。ベガルタは死んでないぞと示すには十分の試合だった」