名古屋市の観光プロモーションを巡る贈収賄事件を受け、市は全職員を対象に公務員倫理に違反する行為がないか調査を始めました。
名古屋市観光交流部の元担当課長、大塚勝樹容疑者(62)は、市の観光プロモーション事業の業務委託を巡って、広告会社に便宜を図った見返りにおよそ43万円分の賄賂を受け取ったとして逮捕、送検されています。
広沢市長は2025年5月19日、職員の逮捕について謝罪したうえで、5月12日から全職員を対象に公務員倫理に違反する行為がないか、調査を始めたことを明らかにしました。
広沢名古屋市長:
「二度と起きないよう、そして万が一起きたときは速やかに発見できるよう努めてまいりたい」
市は6月上旬までに全職員に報告するよう求めています。