明治安田J2リーグで愛媛FCは18日、ホームで徳島ヴォルティスとの四国ダービーに挑んで完敗し、最下位を脱出できませんでした。FC今治は17日、アウェーでヴァンフォーレ甲府に敗れて今シーズンで初めて連敗し、順位を5位から7位に落としました。
愛媛FCにとってJ加入後から20年目を迎えた伝統の「四国ダービー」。ホームのニンジニアスタジアムはサポーター6247人が集まり、熱気に包まれました。
相手は鉄壁の守備が自慢の6位・徳島。愛媛は約5年ぶりのダービーで前半9分、ボールを奪ってカウンターを仕掛け、前線に向け駆け上がった村上がミドルシュートで2試合連続ゴールを狙ったものの、相手キーパーに阻まれました。さらに前半34分には再び村上がシュートしたものの、リーグ最少失点の徳島の守備陣にブロックされてしまいました。逆に前半終盤44分、徳島のクロスからこぼれ球を押し込まれ先制を許してしまいました。後半も攻撃の姿勢を崩さなかったなか再びピンチ。ボールを奪われた徳島にペナルティエリアに進入され、追加点を決められてしまい、試合は0-2で完敗。無失点試合リーグ1位の徳島のゴールを割ることはできませんでした。
順位は最下位のまま。J2残留圏内のいわきFCとの勝ち点差は5です。
石丸清隆監督:
「勝てなかったということが全て。緊張感あるなか、技術やメンタル、全てをこういうゲームで持っていかなくてはいけない。まだまだ成長して、やっていかなきゃいけない」
5位のFC今治は13位の甲府と対戦。前半4分に新井のスルーパスに横山が抜け出しシュート。23分には横山のスルーパスを、8試合得点がないマルクス ヴィニシウスがシュートしたものの、ともに得点にならず0-0で折り返しました。後半今治の守備の要・加藤がファールし、この日2枚目のイエローカードで退場。10人での戦いを強いられ、アディショナルタイムで甲府にゴールへ押し込まれ万事休す。0-1で敗れ今シーズン初の連敗を喫しました。
順位はJ1昇格プレーオフ圏内から2つ下げ、7位に後退しました。
倉石圭二監督:
「前半たくさん良い形を作れたなかで、仕留めきれなかったのは大きかった。連敗しているのでその流れを止めるところ。天皇杯の次にリーグ戦が始まるので、そこで良い結果が出せるようにやっていければ」
次の試合は天皇杯1回戦。愛媛FCは24日にホームで長崎県代表の三菱重工長崎SCと対戦。FC今治は25日にホームで鹿児島県代表・J3の鹿児島ユナイテッドFCと対戦します。また愛媛県代表の新居浜市のレベニロッソNCは25日、J2の大分トリニータとアウェーで対戦します。
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