石川県の過疎の町で民主主義とタブーに切り込んだドキュメンタリー映画が大阪市内で公開されています。
議会事務局長「議員さん方がそれぞれ言いたいことがなかなかテレビ入ってると」
五百旗頭監督「言えない」
映画「能登デモクラシー」は人口7000人足らずの石川県穴水町を舞台に、忖度が蔓延る役場や議会と手書き新聞を発行する男性を通じ、民主主義を問うものです。能登半島地震のあとテレビドキュメンタリーとして放送されると町民の関心が高まり、町長や議員たちの姿勢も変わっていきます。
五百旗頭幸雄監督「自分がこの作品を世に問うことによって本当の意味で町民に開かれた町になってほしいと初めて思えたというか」
映画「能登デモクラシー」は京都や神戸でも順次公開される予定です。