岩手県内でも流行が続く百日ぜきについて、5月11日までの1週間に県内では51人の感染が確認され前の週を10人上回りました。
県によりますと、5月11日までの1週間に県内で確認された百日ぜきの新規患者数は、51人で前の週を10人上回りました。
百日ぜきの累計の患者数は県内では2024年1年間で14人でしたが、2025年はすでに280人となっていて、全数把握が始まった2018年以降の最多を更新しています。
百日ぜきはせきが長引くのが特徴で子どもを中心に感染し、乳児がかかった場合は重症化して死亡するおそれもあります。
県ではせきが出る場合のマスク着用や、換気、手洗いといった対策を呼びかけています。