鳥取県内に住む40代の男性が、SNSアプリを通じて知り合い親交を深めた女性から持ち掛けられたうその投資話を信じ込み、あわせて440万円をだまし取られる詐欺被害にあったことが分かりました。警察が、SNS型ロマンス詐欺事件として捜査しています。
詐欺の被害にあったのは、鳥取県内に住む40代の男性です。
男性は、2025年1月にインターネット上で「クイズに正解したら優良株の情報をプレゼントする」とうたうサイトを見つけ、そこで知り合った女とLINEでやり取りを重ね、株に関するやり取りのほかに日常会話もしながら親交を深めるうちに、うその投資プランを紹介されました。
男性は、提供された情報にしたがって株の取引を行い、架空のアプリ上で利益が確認できたことからさらに利益をあげようと口座を開設し、20205年3月から4月にかけて、あわせて440万円を女の指示通り、入金したということです。
しかしその後の取引で、女が勝手に入金額以上の株を購入され、その差額の支払いを要求したことから、男性は詐欺を疑い、警察に相談しました。
警察は、SNS型ロマンス詐欺事件として捜査を進めるとともに、SNSで知り合った人からの投資の誘いは詐欺を疑うよう注意を呼びかけています。