航空自衛隊のトップ・内倉航空幕僚長は愛知県での自衛隊機の墜落事故について、緊急脱出を行う場合に発信する信号が確認されていないと説明しました。
内倉浩昭航空幕僚長:
特に異変を伝えるような交信はなかった。緊急状態の宣言ということについても確認されておりません。緊急脱出装置が作動した際に自動的に発報する緊急信号とかビーコンが確認されていない。
内倉幕僚長は、墜落したT-4練習機で緊急脱出が行われたどうかは現在確認中とした上で、緊急脱出を行う場合に自動的に発する信号は確認されていないとしています。
そして、内倉幕僚長は、引き続き行方不明の隊員の捜索に「全力を尽くす」と強調しました。