5月ですが各地で3日連続の夏日となり、15日も気温が高くなっています。
15日の最高気温(13時半までの時点)は、鳥取県で28度、京都府では26.7度となっています。
■「10年に1回ぐらいの著しい高温、暑さがやって来そう」
【片平敦気象予報士】「気温がいつもよりもだいぶ高い状況が続いています。今週はじめ、気象台から『高温に関する早期天候情報』という情報が出ました。5月下旬にかけての今の時期としては、10年に1回ぐらいの著しい高温、暑さがやって来そうだということです」
真夏でなくても注意しなければならないのが『熱中症』です。熱中症による搬送者は毎年5月から増えていて、2021年以降の5月の搬送者数を見ると今年は5月11日時点ですでに415人だということです。
■街の人の熱中症対策はいつから?
関西テレビ「旬感LIVEとれたてっ!」は「熱中症、いつから意識しますか?どんな対策をしていますか?」というテーマで100人に緊急アンケートを行いました。
【50代】「熱中症対策は5月。暑いから」
【70代】「(対策)してない。不安がないから。水をいつも補給するけどね」
【60代】「6月梅雨入りぐらいから。暑くなるからかな。ムシムシするし」
【60代】「週に1回テニスして汗ダラダラ流してますので、夏も冬も関係なく汗かいてるので、特にそういう面では(対策)してない」
■水分補給やアームカバー、保冷剤などで対策
すでに熱中症対策を始めたという方から、特にしないという方まで、みなさんにどんな対策をしているのか聞いてみると。
【60代】「水分補給。汗をすごくかくから、いつも絶対持ってますね。夏になったら麦茶とか、カフェイン入ってなくて『良い』って聞いたから」
【60代】「接触冷感は本当に助かりますね。アームカバーと接触冷感の温度下げるのを着てやってます」
【40代】「(Q熱中症になったことは?)いや、あまり。でも体がすごい熱いなっていうのは、次の日とかに出てきて、昨日雑草抜きすぎたかなとか、そんな感じなのはあります。小さい扇風機を出したりとか、冷やすタオルみたいなのを出したりとか、帽子の中に冷たいの入れたりとかぐらいですかね。子ども用の帽子の中に入れる冷たいアイスノン(保冷剤)みたいなのがあるんで、そういうのも使ったりしてます」
■一番多い回答は7月からの対策
「いつから熱中症対策?」をテーマに100人に調査したアンケート結果は以下となりました。
▼5月 21人
▼6月 23人
▼7月 31人
▼特にしない 25人
一番多いのは7月からということでした。
街の人の対策としてほかには、50代男性は、「5月から対策。部屋が暑くならないようにエアコンを使う」。10代女性は、「7月から対策。こまめに汗を拭く、帽子をかぶる」などがあがりました。
■「こまめに汗を拭いて水分補給して、次の汗も出るようにするのが大切」
【片平敦気象予報士】「汗が体についていると、次の汗が蒸発できない。汗を拭いておけば次の汗が出てきて、ふわっと蒸発していけるので、汗がべチャッと残っている状態というのは身体に熱をこもらせてしまう。そのため、こまめに拭いて、さらに水分補給して、次の汗もちゃんと出るようにするのが大切です」
【関西テレビ 神崎博報道デスク】「ニュースで『気を付けてください』と言っている立場なので、自分が熱中症にならないように、マイ保冷バッグにスポーツドリンクとかお茶を凍らせといて、首元、脇の下にあてて体を冷やしたりとかしています」
(関西テレビ「旬感LIVEとれたてっ!」2025年5月13日放送)