5月15日は全国各地で25度を超える夏日となり、中には30度を超える真夏日のところもあった。
暑くなると使いたくなる“暑さ対策グッズ”には、実は、危険も潜んでいる。

街の人:ハンディファン持ってます。いつも夏は持ち歩いてました。
街の人:首巻くやつとか、冷凍庫で冷やして。首に着ける。
ネッククーラーや携帯用扇風機といった暑さ対策グッズ。しかし、これらを使用する際は注意点も。

■突然、携帯用扇風機が爆発
突然、激しい音を立てて爆発する携帯用扇風機。中の部品も飛び散っている。
こちらは、NITE製品評価技術基盤機構が公開した映像だ。
NITEによると、地面に落とすなどの強い衝撃で、内部の電池が破裂する恐れがあるため、破損したものは使用しないよう注意を呼び掛けている。

■ネッククーラーで首周りにかぶれやかゆみ
気をつけたいポイントは、ネッククーラーにも。
ネッククーラーを使用した人:ネッククーラーをつけていた辺りが赤くなって、かぶれたような感じで、かゆくなった。
こちらの女性は去年ネッククーラーを使用していたところ、首回りにかゆみやかぶれの症状が。
調べてみたところ、中の液が漏れていたという。
ネッククーラーを使用した人:かなり動揺しました。完治まで1週間ちょっとかかりました。
化学製品による事故や苦情の相談を受ける化学製品PL相談センターによると、ネッククーラーに入っているのはPCMと呼ばれる素材で、皮膚に触れるとかぶれなどの原因となる恐れがあるというのだ。

■去年のネッククーラーを使用する前に、「一度解凍を」
こうしたトラブルを防ぐには、冷蔵庫や冷凍庫で保存する際、無理に押し込まず、重い物をのせない方がいいということだ。
また、今シーズン使用する前に一度解凍し、液漏れや破損がないかもチェックすることも重要だという。
(関西テレビ「旬感LIVEとれたてっ!」2025年5月15日放送)
