短い咳が断続的に起こり乳幼児が感染すると重症化するおそれがある百日ぜきの県内の患者数が44人と、過去最多となりました。
県によりますと感染力が強い百日ぜきについて5月5日から11日までの1週間で県内の全ての医療機関からの患者報告数が44人にのぼり、先々週とその前の週に続き過去最多となりました。
県内では今年に入ってすでに405人の感染が確認されていて、統計開始以降、最多だった2018年を大きく上回り過去最多を更新しています。
百日ぜきは、予防接種を受けていない乳幼児が感染すると重症化することがあり、県は咳が長引く場合は早めに医療機関を受診するほかマスクの着用など咳エチケットを心がけてほしいと呼び掛けています。